『100년제전문대학』を聴いた日。

K-HIPHOP

▶ アーティストページ:Giriboyと僕。

2019年6月10日リリース。
「100年制専門大学」。
100年かかる専門大学って、何。
笑えるようで笑えない、韓国の若者が抱える出口のなさを、このタイトルひとつで言い切ってしまう。

Just Music所属時代の6枚目のフルアルバム。
前作『공상과학コンサングァハク음악ウマク(空想科学音楽)』のポップなSF路線から、社会批評と感性バラードが混在する方向へと変化した一枚だ。
Heizeとのタイトル曲「교통정리ギョトンジョンリ」が大きな話題を呼び、ギリボイの音楽的な転換期を示す作品となった。


目次

  • 作品概要
  • アルバムタイトルについて
  • アルバムの流れ
  • 各曲紹介
  • ギリボイと社会批評
  • 総評
  • 個人的ランキング
  • Heizeについて
  • 2019年の韓国ヒップホップシーン
  • 東京というモチーフ
  • 「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク」後のギリボイ
  • Kid Milliについて
  • ギリボイのユーモアと社会批評の関係
  • 「1억(1億)」という数字のリアリティ
  • マルのひとこと

作品概要

項目 内容
発売日 2019年6月10日
形態 6thフルアルバム(全9曲)
ジャンル ヒップホップ / R&B
所属 Just Music
タイトル曲 교통정리ギョトンジョンリ(交通整理)
客演 Youra / Kid Milli / Lil Tachi / Kim Seung-min / No:el / C Jamm / Jclef / Heize
レーベル Just Music Entertainment

アルバムタイトルについて

「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク(100年制専門大学)」。
韓国では専門大学(専門学校・短期大学に相当)に通い、技術や資格を身につけることが就職の一つの道とされている。
しかし、どれだけ勉強しても、どれだけ資格を取っても、なかなか安定した未来が見えない。
そういう現実を「100年かかる専門大学」という誇張で笑いとばすタイトルに込めた。

韓国の若者が置かれた「どれだけ勉強しても終わらない」「どれだけ頑張っても出口が見えない」という感覚への、皮肉と共感。
その感覚は2019年の韓国社会において、特にリアルなものだった。
就職難、不動産価格の高騰、少子化、長時間労働。
「100年通っても終わらない」という絶望感を、ギリボイはユーモアの衣で包んで届けてくれた。

アルバムの流れ

全9曲、約34分。
前作から曲数が1曲増えただけだが、内容の密度はぐっと上がっている。
東京への逃避願望から始まり、若者の集団的な「痛さ」、別れ、言葉の暴力、疲弊感を経て、芸術と数字の話で終わる。
ひとつのアルバムでこれだけ多くのテーマをカバーしながら、散漫にならないのがギリボイの編集力だ。

Heizeとのタイトル曲「교통정리ギョトンジョンリ」が最大のハイライト。
しかしそれ以外にも、東京への逃避、若者の疲弊、芸術への愛着など、ギリボイのキャリア後半への転換点を感じさせる内容が詰まっている。
バラード路線への舵の切り始めがこのアルバムだとすれば、ここにすでにその種が蒔かれていた。

客演陣も多彩だ。
Youraという女性シンガー、Kid MilliとLil Tachiという若手ラッパー、C Jammという個性派、そして大トリのHeize。
ひとつのアルバムにこれだけ多様な声が集まりながら、ギリボイの声が軸として全体をまとめている。

各曲紹介

01 도쿄ドキョ feat. Youra(東京)

東京を舞台にした逃避と旅への憧れ。
女性シンガーYouraとのコラボで、異国の孤独と自由を重ねて描く。
ギリボイの日本への眼差しが、ここに表れている。

東京という都市が、韓国の若者にとって「逃げ込める場所」のイメージを持っているのは興味深い。
ソウルと似ているようで、少しだけ空気が違う。
言葉が通じないからこそ、孤独になれる。
Youraの透き通った声が、その孤独と自由を柔らかく包んでいる。
アルバムの最初の曲が「東京への逃避」であることは、「100年制専門大学」というタイトルと呼応している。
どこかへ逃げ出したいという衝動が、この9曲を貫く通奏低音だ。

02 아퍼アポ feat. Kid Milli, Lil Tachi, Kim Seung-min, No:el, C Jamm(痛い)

当時の韓国ヒップホップシーンの若手が大集結した曲。
「痛い」という一言に、青年世代の鬱屈した感情が全部込められている。
誰もが「そうそう」と頷く、世代の共鳴がここにある。

6人ものラッパーが集まりながら、それぞれの「痛さ」が微妙に違うのが面白い。
Kid Milliの冷静な分析、Lil Tachiの感情的な叫び、C Jammのひねくれた痛み、No:elの社会的な怒り。
ギリボイがこれだけの才能を一曲に集めて「痛い」と歌わせることの意味は大きい。
2019年の韓国ヒップホップシーンのスナップショットとして、後世に残る一曲だ。

03 레인드랍レインドゥラッ(レインドロップ)

雨粒をモチーフにした切ない別れのトラック。
感情の揺れが、雨音のリズムに乗って流れていく。
雨という音楽的なモチーフは普遍的だが、ギリボイの手にかかると「普遍的すぎて気づかなかった切なさ」が浮かび上がる。

「レインドロップ」という英語のカタカナ表記を韓国語で発音した「레인드랍レインドロプ(レインドゥラプ)」というタイトルの、言語をまたいだ距離感が、なんとなくこの曲の「遠さ」と呼応している気がする。
雨は降り続け、何かが少しずつ流れて消えていく。
その感覚を音楽にした一曲だ。

04 심한말シンハンマル(きつい言葉)

言ってしまった、傷つける言葉への後悔。
「심한말シンハンマル」は取り消せない。
言った瞬間に消えてしまう声が、なぜこんなにも残るのか。

「심하다シンハダ」は「ひどい」「きつい」という意味の韓国語で、「심한말(きつい言葉)」は言い過ぎた言葉、傷つけた言葉のこと。
それを歌にするのは、ギリボイが感情表現において正直すぎるからだ。
言ってしまったことへの後悔、それを音楽にする行為は、ある種の贖罪でもある。
このアルバムの中で最も「言葉」の重さに向き合った一曲だ。

05 우린ウリン 왜ウェ 힘들까ヒンドゥルッカ(なんで私たちはつらいんだろう)

「なんで私たちはこんなにつらいんだろう」。
答えは出ないけれど、問いを共有するだけで少し楽になる。
それがこの曲だ。
現代を生きる若者の疲弊感と、その中の連帯を歌う。

「우린ウリン」は「私たちは」という意味で、「왜ウェ」は「なぜ」、「힘들까ヒンドゥルッカ」は「しんどいんだろう」という意味だ。
個人の苦しさを「私たちは」と複数形で歌うことで、孤独な苦しみが集合的な感情になる。
それだけで、少し救われる。
「100年制専門大学」というアルバムで、この問いが5曲目に来ることの必然性を感じる。

06 예술イェスル(芸術)

音楽や芸術への愛着と、創ることの意味を問う内省的な一曲。
「なぜ作るのか」という問いに、ギリボイ自身の答えがある。

「100年制専門大学」というタイトルが社会批評的な側面を持つ一方で、この曲ではギリボイが音楽そのものへの愛を語る。
どれだけ報われなくても、作り続けること。
それが芸術だ。
社会の構造に閉じ込められていても、芸術だけは自由だという確信。
ギリボイが10代のうちから音楽を作り続けてきた理由が、この一曲に凝縮されている気がする。

07 결말ギョルマル(結末)

物語の終わりを示す一曲。
恋愛の結末か、ひとつの時代の締めくくりか。
静かで、少しだけ諦観が漂う。

「결말ギョルマル」というタイトルが7曲目に来ることで、まだアルバムは終わっていないのに「終わった感」がある。
それはギリボイの構成力だ。
結末の後に何が来るか、それを知っているから、この「结末」が余計に響く。
静けさの中に、確かな痛みがある。

08 교통정리ギョトンジョンリ feat. Heize(交通整理)★タイトル曲

「二人が会わないように、交通整理をしてください」。
Heizeとのデュエットで描く、別れの後の整理。
ふたりが鉢合わせしないよう、誰かに頼む、このイメージが切なくて、同時に少し可笑しい。

温かみのあるHeizeの声と、ギリボイのぼんやりとした哀愁が、完璧に噛み合っている。
このアルバムの最大のハイライトだ。
「交通整理」という交差点の比喩が秀逸で、別れた後も同じ街に住んでいる現実の不便さを、こんなふうに歌にできるとは思わなかった。
出会った場所が同じ街にある限り、誰かが交通整理をしてくれなければ、いつかまた鉢合わせしてしまう。

Heizeは当時すでに大きな人気を持っていたアーティストで、そのHeizeとのコラボがこの曲でギリボイの知名度を大きく広げた。
メロディーの美しさ、歌詞の独自性、Heizeとの相性、三拍子が揃った一曲だ。

09 1억オッ(400万円相当)

1億ウォン(資産)と400万ウォン(月収)。
数字が突きつける、夢と現実のギャップ。
「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク(100年制専門大学)」というアルバム名と、この締め曲の数字が、見事に呼応している。

2019年当時、韓国の平均月収は約200~250万ウォンとも言われており、400万ウォンは「まあまあ稼いでいる」水準だが、ソウルの不動産を考えれば到底追いつかない。
1億ウォンという数字も、ソウルの賃貸には足りないことが多い。
この数字のリアリティが、「100年通っても終わらない」というアルバムの感覚と完璧にリンクしている。
曲の最後を数字で締めることで、夢と現実の数字の差が、より鮮明に突きつけられる。

ギリボイと社会批評

ギリボイはデビュー当初から、社会への批評眼を持っていた。
しかし、このアルバムでそれが最も明示的な形で出てきた。
「100年制専門大学」というタイトルひとつで、韓国の若者が抱える構造的な問題を笑いと諦念で包んで提示する。
その手法は、韓国ヒップホップの伝統である社会批評の精神を継承しながら、ギリボイ独自のユーモアで再解釈したものだ。

正面から怒るのではなく、笑いの衣をまとって提示する。
その手法は、問題を「自分ごと」として受け取りやすくする効果がある。
「痛い」と叫ぶことも、「なんで私たちはつらいんだろう」と問うことも、直接的な怒りより深く刺さることがある。
ギリボイの社会批評はそういう柔らかい刃だ。

総評

「100年制専門大学」というタイトルは、笑えるようで笑えない。
学んでも学んでも終わらない、頑張っても届かない、そういうリアルを皮肉として包んで差し出すのが、ギリボイのユーモアだ。

Heizeとの「교통정리ギョトンジョンリ」だけでも聴く価値がある。
しかし全曲通すと、その背後にある青年世代の疲弊と哀愁がじわじわと伝わってくる。
バラード路線への転換点となった、重要な一枚だ。

東京への逃避から始まり、交通整理という別れのメタファーを経て、数字という現実で終わる。
この9曲の旅は、2019年の韓国の若者の気持ちをそのまま音楽にした記録でもある。
「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク」というアルバムは、時代を刻んだ一枚だ。

個人的ランキング

1位 교통정리ギョトンジョンリ feat. Heize
2位 우린ウリン 왜ウェ 힘들까ヒンドゥルッカ
3位 도쿄ドキョ feat. Youra

Heizeについて

「교통정리ギョトンジョンリ」でコラボしたHeizeは、韓国のR&Bシーンを代表する女性アーティストだ。
本名は장다혜チャン・ダヘ、2014年頃から活動を始め、独特のハスキーで柔らかい声と、感情の機微を捉えた歌詞で、韓国の音楽シーンに独自の地位を築いてきた。
「Spring is Gone」「Jenga」「Star」など、数々のヒット曲を持つHeizeがギリボイのアルバムに参加した意味は大きい。

ギリボイとHeizeのコラボは「교통정리」が初めてではなく、その後も「연기ヨンギ(煙・演技)」(9집チプ「9컷」収録)で共演している。
二人の声の相性の良さは、一度聴けばすぐにわかる。
ギリボイの乾いた諦念と、Heizeの温かい包容力が絶妙に絡み合う。
この化学反応は、どちらか一方だけでは生まれないものだ。

2019年の韓国ヒップホップシーン

このアルバムがリリースされた2019年は、韓国ヒップホップシーンが一つの転換点を迎えた年でもある。
「Show Me The Money」シリーズを経てトラップが浸透し、より多様なサウンドへの試みが広がっていた時期だ。
ギリボイはその流れの中で、社会批評的な内容を持ちながら、バラードの感性も取り込むという独自の路線を歩んでいた。

「아퍼アポ(痛い)」に集まったKid Milli、Lil Tachi、No:el、C Jammという面々は、2019年当時の韓国ヒップホップシーンの若手精鋭だった。
特にNo:elはその後大きな活躍を見せるアーティストで、このころのコラボが若い才能の交差点を記録している。
C Jammも独特のユーモアとセンスで知られる個性派で、「痛い」という一言に各自の解釈を持ち寄った集合体が、この曲の面白さだ。

東京というモチーフ

このアルバムの「도쿄ドキョ(東京)」は、韓国のアーティストが東京を歌った数少ない曲のひとつだ。
東京という都市が韓国の若者にとって「逃げ込める場所」として機能するイメージは、日本から聴くと興味深い。
近くて遠い国、言葉が通じないから孤独になれる場所、その感覚が「東京への逃避」として歌われる。

Youraの声が持つ透明感が、東京という都市の「よそよそしさ」と「清潔感」を体現している。
「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク(100年制専門大学)」というアルバムで最初に「東京逃避」を置くことは、「ソウルから逃げ出したい」という宣言でもある。
100年かかる専門大学に通うより、東京に逃げる。
その逃避願望と疲弊感が、このアルバム全体を貫く感情だ。

「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク」後のギリボイ

このアルバムをリリースした後、ギリボイは同年12月に7집チプ「치명적인チミョンジョギン 앨범3」をリリースする。
2019年に2枚の正規アルバムをリリースするという精力的な活動の中で、このアルバムがバラード路線への橋渡しとなった。
「교통정리(交通整理)」での成功は、ギリボイに「感性バラードで大きなものができる」という確信を与えたのではないかと思う。

「芸術(예술イェスル)」という曲がこのアルバムに含まれていることも重要だ。
「なぜ作るのか」という問いを音楽にすること、それはアーティストとしての自己確認の作業だ。
100年制専門大学という社会批評的なタイトルの中に、芸術への純粋な愛着の曲を入れることで、「社会がどんなに理不尽でも、音楽を作ることには意味がある」というメッセージが生まれる。

Kid Milliについて

「아퍼アポ(痛い)」で参加したKid Milliは、その後韓国ヒップホップシーンで最も注目されるラッパーの一人になった。
2019年当時はまだキャリアを積み上げている段階だったが、この曲での参加が彼の存在を広く知らしめる機会の一つになった。
Kid Milliのフロウは技巧的で、複雑なリズムパターンを自然に乗りこなす能力が際立っていた。
この曲での彼のバースは、多くのリスナーが「あの人は誰だ?」と注目したものだ。

ギリボイのユーモアと社会批評の関係

「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク(100年制専門大学)」というタイトルの天才は、社会批評をユーモアで包むことで、聴く人の防衛反応を下げる点にある。
「若者の苦しさ」を正面から訴えると、聴く側が「わかってる」と距離を置いてしまうことがある。
しかし「100年かかる専門大学」という笑える言い方をすることで、その苦しさが自分ごととして入ってくる。

ギリボイはデビュー以来、このユーモアと真剣さの匙加減が抜群だ。
笑えるタイトルを付けながら、中身はリアルな感情を扱う。
韓国の観客はこのバランスに慣れていて、ギリボイの笑えるタイトルを見ると「でも中身は本気だ」と期待してくれる。
その信頼関係が、このアルバムでより深まった。

「1억(1億)」という数字のリアリティ

アルバムを締める「1억オッ(1億ウォン)」という数字は、2019年当時の韓国経済のリアルを直撃している。
1億ウォンは日本円で約1000万円程度だが、ソウルの不動産は2019年時点でも平均的なアパートが3億から5億ウォン以上という状況だった。
その後ソウルの不動産価格は急騰し、1億ウォンがますます「遠い数字」になっていく。

ギリボイがこの数字をアルバムの締め曲に置いたことで、「100年制専門大学」というタイトルが持つ絶望感が、具体的な数字として突きつけられる。
どれだけ働いても、どれだけ学んでも、1億ウォンが遠い。
その現実と「なんで私たちはつらいんだろう」という問いが呼応して、アルバム全体が締まる。

マルのひとこと

「교통정리」を初めて聴いた時、「別れた後の街の不便さ」をこんなふうに歌にできるんだと思った。
僕にはそういう経験があまりないけれど、この曲を聴くと、そういう気持ちが手に取るようにわかる気がして、Heizeとギリボイが作り上げたこの世界観に、ただただ圧倒された。
「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク」というアルバムタイトルを初めて見た時の「それ何?」という疑問から入って、気づいたら全9曲を聴き終えていた、そういう引力のある一枚だ。
「なんで私たちはつらいんだろう」という問いに答えはないけれど、ギリボイがその問いを音楽にしてくれたことで、僕は少し楽になった気がした。
ソウルに生きる若者の疲弊感を、東京から聴いた僕でも、確かに受け取った。
それがこの一枚の力だ。

このアルバムのあとにすぐ「치명적인チミョンジョギン 앨범3」が来ることも、ぜひ続けて聴いてほしい。
2019年のギリボイが、この6집チプから7집チプへと移行する中でどう変わったか、その変化が手に取るようにわかる。
9曲のコンパクトなこのアルバムから、11曲の「致命的」なアルバムへ、その旅を体感することがギリボイを深く知る近道だ。
「교통정리(交通整理)」一曲だけでも十分だが、全9曲を通して聴くと、「100년제전문대학ニョンジェジョンムンデハク(100年制専門大学)」というタイトルの意味が染み込んでくる。
東京へ逃げたい気持ち、痛い気持ち、なんで私たちはつらいんだろうという問い、1億という数字、それらが一つになった時に、このアルバムは完成する。
ギリボイのキャリアで最も「時代」を刻んだ一枚として、この6집チプは語り続けられるべきだと思う。
Heize、youra、Kid Milli、C Jamm、そして「交通整理」「芸術」「1億」というワード、このアルバムには2019年の韓国の空気が詰まっている。
それを時代のドキュメントとして、音楽として、今も聴き返せることがありがたい。
このアルバムを知れば、その後のギリボイの道筋が見えてくる。
そういう意味でも、必聴の一枚だ。
ギリボイがまだこんなにも面白い音楽を作れるんだと改めて驚かされた一枚で、個人的にも何度も繰り返し聴いている。
ぜひ、東京にいる人にも、ソウルにいる人にも、どこにいる人にも聴いてほしいアルバムだ。

▶ アーティストページ:Giriboyと僕。